Jun 30, 2015

絵になる夫。


アメリカ在住10年にもなると、さすがに、街に溢れる、いわゆる「外人さん」の容姿にとりたてて惹き付けられることはなく、むしろ、黒髪でちっちゃいアジア人を見つけた時の方が、ついつい、「日本人かしら?」と、興味津々、目が行ってしまうものである。

とはいえ、10年経った今も、時折、隣で寝ているアメリカ人夫の寝顔を寝ぼけざまに見て、おったまげることは正直ある。鼻の高さとか、白く美しい肌や髪の色とか、長くカールしたまつげとか(笑) あんた、誰やねん?!みたいな。

発音がどうであれ、英語が自然と口に出る今、国際結婚したという感覚はかなり薄いけれど、やっぱり旦那は、絵(写真)になるなと、時々、思う。

顔は小さいし、背は高いし、肩幅は広いし、胸板はそこそこ厚いし、二の腕はたくましいし、脚は長いし。そして、いちいちとるポーズ(本人は完全に無意識だが)が格好良すぎる!と、思う、ぞっこん妻=私。うふ。

Jun 29, 2015

あなたを追いかけて10年。


今日、6月29日は、私にとってアメリカ移住10周年記念日である。

スーツケースひとつ、ビザ無し3ヶ月間の滞在を予定し、帰国便のチケットも持ってアメリカにやってきたというのに、予約していた帰国便に乗ることはなかった。

私が10年前の今日、アメリカに渡った理由、それは、船長とその年の夏を一緒に過ごすためだった。それが意味するのは、私にとって、正真正銘、生涯初めての甘い同棲生活であった。



船長に初めて会ったのは、その4ヶ月程前だった。失恋や仕事のストレスから逃避したかった私は、超多忙の仕事の合間を縫って、4泊6日でアメリカ・シアトルへ半ば強行な旅行に出たのだ。それに付き合ってくれたのが、ペンフレンドの一人だった船長だった。その4日間のために、シアトル案内役を名乗り出てくれたのだ。

とある晩、ディナーのために立ち寄ったイタリアンレストランを出た際、私の手を優しく握ってくれた船長。その瞬間から始まった私達だった。

日本に帰国した私に、毎日のように手紙を投函してくれた。ほぼ毎日、実家の郵便受けに届く船長からの手紙には、「この夏、3ヶ月間、アメリカで一緒に過ごすことはできませんか?」と、書かれていた。

100通を超える船長からの手紙に、私もようやく覚悟を決め、仕事を辞め、先のことなど全く分からないまま渡米した。それが今日という日。



ねぇ、船長、知ってる?あなたを追いかけて、今日で10年になるんだよ。そして、10年経った今も、私、最高に幸せだよ!ありがとう、私のそばにいつもいてくれて。ありがとう、私をいつも愛してくれて。

10年前のこの日、あなたとの”お試し”同棲生活が始まった。今でもはっきり覚えてる。あなたの家(今は、私達の家)に初めて足を踏み入れた瞬間。私のためにウェルカムギフトとして用意してくれていたアンティークな自転車。ひとつのベッドで一緒に眠る、そわそわ落ち着かない夜(笑)。

あれから10年。でも、あなたはちっとも変わらない。あの時も、今も、私のことを何よりも大切にしてくれている。

- Hiking Report -

Where : Twin Lakes (Mt. Baker Area)

Date : June 21, 2015

Length : 5 miles, roundtrip on Forest Service Road from Yellow Aster Butte Trailhead

Elevation gain :1,500 ft

Jun 28, 2015

暑い週末。


船長家の先週末のレポートが終わってもいないというのに、新たな週末が終わりを迎えるという、夏の非常事態に負けることなく、綴っていこう。

とにかく暑かった週末。日本での真夏日は、摂氏30度以上のことを言うようだが、ヨット天国地方の真夏日は、恐らく、華氏80度(摂氏約27度)以上かもしれない程、この地方の住民は暑さというものに全くと言っていいほど、慣れていない。大阪出身とはいえ、ここに10年も住んでいると、私の暑さの限界リミットもあっさり調整されてしまった。そのため、真夏の日本に帰国することなど考えられない程である。

気温が高くなることを知っていた船長の提案で、今週末は、標高差があまりなく、そのうえ、川で涼むことのできるトレイルを歩くことになった船長家。

とはいえ、トレイルの始まりが最難関。1本の細い倒木の上を歩いて小川の上を渡るという。決して失敗が許されない緊張感。船長は、その辺りで調達した長~い木の枝を、川底に刺しながら、慎重に慎重に蟹歩き。私は、その船長に続いて杖無しで蟹歩き。よみがえる幼稚園時代の平均台競技のメモリー。流れる川を真下に見ながら、何がそんなに怖かったのかと、過去の自分につっこむ。

それ以外は、楽々トレイル。距離は長いけれど、登るという感覚よりは、歩くという感覚。

ただ、川を目にするには、最低片道約4マイル(約6.5キロメーター)歩く必要あり。

- Hiking Report -

Where : Nooksack Cirque Trail (Mt. Baker Area)

Date : June 27, 2015

Length :  9 miles, roundtrip

Elevation gain : 500 ft

Jun 25, 2015

編み物が仕事に及ぼす影響。


オフィスへは、キャンピングに出発したい船長が私の帰りを待ち焦がれる金曜日を除き毎日、編みかけのセーターを持参する。自分次第で、仕事を手っ取り早く終わらせることができれば、編み物ができるという環境を生み出すことで、自らの尻にひたすら鞭を打つのである。

言うまでもなく、私にとって、仕事<編み物。

太陽は、編み物のために昇るのであって、決して仕事のためではない。そんな個人的な勝手な思想もあってか、毎朝がただただ眩いばかりである。

残すところ、ネックバンド(首周り)だけとなった、このセーター。そして、それは、今週末のキャンピングの間に編まれることになるだろう。

そう、明日から、また、キャンピング&ハイキング!

Jun 24, 2015

めでたく、登頂。そして、本人登場。


登れば登るほど薄くなる空気に息を切らし、極度の疲労の中、唯一、船長家の励みとなるのは、山頂での冷えた缶ビール!目標が達成されるまで、決してあけることは許されない禁断の飲料、それをかつぐのは、私。船長による巧みに計算された「馬に人参」作戦だと思われる。

そして、めでたく、登頂。

だが、そこからが正念場。かろうじで存在している残雪に缶ビールを埋め、冷やす間、「待て。」を強いられる。まさに「お湯を注いで3分」の心境だ。早く口にしたい葛藤と激しく戦いながらも、完璧を求めることは妥協できない。それは、一口にかける熱き情熱とも言える。


私 「ねぇ、まだ?」

船長 「もう少しです。」

私と船長 「・・・・・・・・・。」


疲労のため、そんな最小限の言葉を交わすのみ。恐らく景色を楽しむにもってこいの沈黙の時間なのだろうが、どうにもこうにも、体が欲しているものがはっきりし過ぎているため、他のことに集中できないのである。まるで焦点が合っていないかのように、景色のビジョンがボケる感じ。

船長による、「待て。」の指示が解除されるや否や、泡が吹き出す缶に素早く口をつける。

喉を走る爽快感。その瞬間、景色がどかんと目の前に現れ、達成感が波のように押し寄せてくるのだ。

Jun 23, 2015

標高約1,900メートルへの過酷な道。


先週末、船長家が挑んだハイキングは、往復なんと約17キロメートル、標高差約950メートルという、かなり過酷なものだった。情報収集もせずに、適当に選んだのだは、実は、この、わ・た・し。だから、文句のひとつさえ言えない。

往路は片道4時間歩き、復路こそ、3時間をわずかにきったが、結局のところ、7時間という時間を歩いたことになる。

これは、恐らく、船長家の最長のハイキングであり、標高差も最大のハイキングでもあったといえる。

目指したのは、標高1,900メートルの山頂。カナディアンマウンテンを含む360度の展望が待っている天国に近い場所へは、そう簡単には辿りつけるはずもなく、歩いては、立ち止まり、水分を補給しては、再び歩き出すを何度も何度も繰り返した。

途中、他のハイカーから、熊の目撃情報を得るものの、船長家は、完全に逃した模様。残念というか、幸いというか!?


- Hiking Report -

Where : Hannegan Pass and Peak Trail (Mt. Baker Area)

Date : June 20, 2015

Length : 10.4 miles, roundtrip

Elevation gain : 3,100 ft

Highest Point : 6,200 ft

Jun 22, 2015

花より船長。


トレイルで出会った、(個人的に尊敬してやまない)女性単独のとあるバックカントリキャンパーが、でかい一眼レフカメラを首からぶら下げて、息を切らして亀のようにノロノロ歩いている私を見て、

「花が咲き乱れてるから、きっと良い写真がたくさん撮れたでしょうね!」

と、 言う。

「もちろん!」と、笑って答えるも、実のところ、花の写真は一切撮っておらず・・・ ひたすら、船長が被写体の、自分としては ”良い” 写真を ”たくさん” 撮っていた。そしてそして、花々にいちいち足を止め、実際写真を撮っていたのは、実は、船長だったりする(笑) 証拠写真が、こちら。花を愛おしむ素敵な船長を激写。そんな船長を愛してやまない私。

花より船長。愛には順番が付き物で。

Jun 21, 2015

秘密の場所。


船長家の週末は、通常、金曜日のランチ後から始まる。私の場合、出勤こそはするが、働くのは2時間程で済むように、木曜日までに仕事量を完璧に調節している。船長の場合、自宅勤務なので、かなり好き放題だ。

そんな二人で、キャンパーバンを走らせた先は、ここ4ヶ月以上毎週末を過ごしている船長家の別荘地、Mt. Baker-Snoqualmie National Forest。

船長の今週一押し!キャンプサイト(今週のテーマは、小川の音に包まれながら寝よう!注: トイレはないですよ!)にたどり着くことだけが目的の金曜日は、日暮れまで、たいてい編み物に没頭して過ごす。そのため、近辺散策には比較的消極的。日没近くに出没する蚊に刺されるのも嫌で、ついつい安全なバンの中に篭る、私。

翌朝、熱いミルクティーの入ったマグを手に、ひとり近辺を散策していた船長が、 「秘密の場所に、連れて行ってあげます!」と、いうので、喜んでついていくと、この場所だった!流れる小川は前日に、木々の間からちらりと確認してしていたし、一晩中、水の音を聞いて深く眠った。キャンプの目的を十分満たしたうえに、偶然見出されたこのビーチアクセスは、正直意外で、本当に秘密にしておきたい場所だった。

「真夏の暑い日に、ここに来て、ピクニックしましょう!」

という、船長。

澄み切った水に、木々が作り出す木陰。ホットドッグにチップス、きんきんに冷えたビールってか!

Jun 19, 2015

パパラッチ!


今週末も、張り切って、船長をパパラッチ!さてさて、どんな世界を見せてくれるのかな?

Jun 18, 2015

寄り添い警報。


キャンパーバンでのキャンプでも、たまに起こることなのだが、今回のテントキャンプでも起こってしまった、平らでない地でのキャンピング。外にいる日中は、全くといって問題にはならないのだが、辺りが暗闇に包まれた頃、発令されるのが、Snuggle Alarm (寄り添い警報)である。

船長、もしくは、私が、やや高い位置に寝ているため、雪崩のごとく、どちらかがどどっと押し寄せてぴったり寄り添う形になる、この現象、私は大・大・大歓迎なのだが、船長はちょっぴり困り気味。

テントを設置する際に、平らかどうか不安げに尋ねる船長に、「めっちゃ完璧!」と、適当に応えた私。結果、テントはゆるやかな斜面に設置され、船長の雪崩を存分に楽しんだ一晩となった。

船長にとっては、まるで、蟻地獄?(笑)

Jun 17, 2015

オヤジ化したニッター。


職場への出勤時間も、退社時間も、完全に自由な私。たいがい、9時頃に起きて、だらだら仕度して、バスで5分のオフィスへ向かう。たいがいオフィス到着は、10時半以降。そこから、ランチ休憩無しに働いて、2時半までには仕事を終え、退社&遅いランチを日々の目標としている。

そして、ここのところ、お一人様ランチによく利用するのが、街にいくつもあるブリューパブだ。そこで醸造されているビールと共に、食事も楽しめるから、私のようなビール好きにはたまならない。とりわけ、仕事後の一杯は、格別に美味いのである。そのうえ、携帯電話を持たない私は、オーダーするやいなや、編み物を始める。人々の携帯電話依存症を不気味に思いつつ、ビールをちびちびやりながら、黙々と編むのである。人は人。私は私。

頬がピンク色の常連客のオヤジ様達に混じるのも、すっかり様になってきた。とりたてて交流はないが、挨拶だけは交わす。

私の野菜栽培の師匠であり、偉大なアーティストであり、隣人であり、友人でもあるトムのために編んでいるセーター、ようやくヨーク部分に突入。ここからが楽しいロピセーター。

ブリューパブでの滞在時間と飲酒量が、うんと伸びそうだ。

Jun 16, 2015

危険な誘い。


普段は、かなりの慎重派で安全第一の船長なのだが、この日は、どこか違った。

すでに、絶景を眺められるキャンプサイトにふさわしい場所を見つけたにもかかわらず、「候補のひとつですね!」と言って、さらに先へ歩みを進める船長。

その先には、雪で覆われた急斜面。船長に、「怖いから絶対嫌や!」と、訴えるものの、「大丈夫、ユキの許容範囲ですよ!」と、私の訴えに全く聴く耳持たない船長。そう言われれば、そうなのかも・・・と思ってしまう、船長への信頼マックスな私。

そして、それが、 間違いだったと気が付くのは、急斜面に立ってからという・・・

「めっちゃ、急斜面やん!」と、突っ込むも、「あ、たとえ、足を踏み外したとしても、20メートル位滑り落ちるだけで、怪我はしませんよ!」と、とってもポジティブな言葉が返ってくる。

その時点で、後には一人で引き返せない斜面に立っていたため、船長とともに、慎重に前進。足元だけに集中して、落ちゆく先は見ない方法で、なんとか平常心を保った。

その後、ロッククライミング的なさらなるハードな場面も経て、船長が発した一言。

「どうやら、最初の場所が一番キャンプサイトに適しているようですね!」

え・・・・?

「では、引き返しましょう!」

は・・・・?

後に知る、船長がそこまで足を伸ばしたかった理由。一週間前、あるスキーヤーが、その辺りで見かけたと、船長と私に報告してくれたアニマル 、マウンテンゴート。

「マウンテンゴート、見れなくてとても残念です。」

結局のところ、危険な誘いは、幻のマウンテンゴートのためだったらしい。

危険<マウンテンゴート、 というわけか。

Jun 15, 2015

夫に恋する瞬間。



船長家の恒例週末レポート。何にもしない週末などあり得ない船長家。因みに船長家にはテレビなど存在しない。

ここ4ヶ月間、毎週末、山に身を置いてきたせいか、かれこれ何年も封印してきたバックカントリーキャンピングに再び興味を持ち始めた、船長。全ての装備(テント・寝袋・マット・バックパック等)をすでに所持しているので、かなりあっさり即実行となった。ただ、スキーとスキーブーツは後ろ髪引かれる想いで、後にした。この4ヶ月間、毎週末、決行してきたスキーだが、この週末で記録を途絶えさせたことになる。理由は、雪融けの予測できる進行と、バックパックの重量過剰のためである。

テント、寝袋、それぞれ2種類のマット、食料、飲料(水・ビール・ウィスキー)、衣料、蚊対策グッズ、調理用具、水の濾過装置などなど、船長と二人で分散して担ぐことになるわけだが、もちろん、船長のバックパックにその多くが収まる。基本的にカメラを含め、自分のものを自分で担げばそれでオッケーな、私とは対照的に、たくましき、夫。

そのうえ、テントを張るとなれば、せっせと、動いてくれる。ま、さすがに、「ただ見てるだけ~」はとっくに卒業した私、ささやかにお手伝いはするのだが。テントポールなど・・・

熊対策に、食料、化粧品(日焼け止めや化粧落とし)、ゴミなど、匂いのあるもの全てを寝袋バッグに入れて、夜間、高い木の枝に吊るすことになるのだが、それも、やってくれるんだな。私は、物をバッグに詰めればいいだけ。それなのに、見事、食料品の一部(朝食用のシリアルとドライフルーツ)をテント内のバックパックに朝まで残していた私。船長の顔が一瞬青ざめたのを見た。ごめんね、船長・・・

どきどき、夫に恋する瞬間満載の週末。

Jun 11, 2015

愛は、蚊の恐怖に勝る。


船長と私が、スキーを始めたきっかけは、そもそも、スキー場内でのダウンヒルスキーに興味があったわけではなく、バックカントリーでのスキーキャンプという夢のため。

スキー場がオープンしている間こそ、スキー場内でスキーの練習に、いそいそ励んだものの、スキー場が閉まってからも、毎週末、スキーをしてきた船長家。たとえ、雪を求めて、片道3マイル歩くことになっても、油断すれば間違いなく滑り落ちる雪で覆われた急斜面を歩くことになっても、気温が上がるにつれ、3リットル以上の飲み水を担ぐことになっても、スキーシーズンの終わりを今まで先延ばしにしてきた。

その甲斐あって、スキー暦4ヶ月の割りに、スキーのスキルはかなり上達したし、体も絞れてきた。ベルトの穴がひとつ移動する程に。

そんな船長、否応無く 迫る夏によって雪が完全に消え去る前に、やっておきたいことがあった。それは、そもそも私達がスキーを始めた動機である、バックカントリーでのスキーキャンプである。

つまり、テント・寝袋・食料・水に、スキー板にスキーブーツを担いで、山を登り、テントを雪上に設置し、スキーを楽しむというもの。

アメリカの蚊と相性最悪の私は、頭に被るモスキートネットから、虫除けローション、携帯できる虫除けマット、刺された後のクリームに、痒みを抑える飲み薬と、重装備を強いられるが、船長のためなら、頑張れる私。

愛は、蚊の恐怖に勝るのだ。

Jun 10, 2015

船長作、即席リクライナー。


夏並みの強い日差し、そのうえ、山の背(尾根)という日陰など全く存在しない場所での、過酷なランチタイム。せめてものくつろぎをと、船長が即席のリクライナーを設置してくれた。スキー板って、意外に柔軟だったりする。

今回のランチは、エッグサラダサンドイッチ(卵サンド)と、ピーナッツバター&ハニーサンドイッチ。そして、何より、欠かせないのは、 冷たいビール!ということで、雪の中に埋めてキンキンに冷やしたレニーアビールをお供に。あぁ、美味し!

夏のような陽気と、雪のコラボレーション。

そう長くはもたないであろう雪の上での、しばしの休息。

Jun 9, 2015

チーム船長家。


先週末の船長家のスキーキャンプに参加してくれた、エキスパートスキーヤーのクリスさんと、クリスさんのお友達であり、同じくエキスパートスキーヤーのビヨーン。スキー暦たったの4ヶ月の船長家を終始優しく見守り、導いてくれたお二方と船長のスリーショット。とってもいい感じ!

ビヨーン(写真右)、69歳。クリス(写真中央)、50歳。船長(写真左)、45歳。私(この写真撮りました)、39歳。

年代の様々な4人に共通するのは、スキーへの熱い情熱。それが、共に山を登る理由。

ただ真っ白な雪を求めて。

準備中・・・


先週末の船長家のスキーレポートの始まり始まり。船長家のブログで、夏と冬が混在する美しい風景を楽しんでいってね!

Jun 4, 2015

夫のいる余裕。


先日、離婚して子持ち独身の男性が、「お付き合いできる女性に出会いたい!」と、切に語っているのを聞いて、すっかり忘れていた感覚を思い出す。そういえば、10年前まで、私も、切羽詰った、お付き合い願望の真っ只中にいた!

ひょんなことから、船長と出会い、意気投合し、即結婚。それからというもの、「夫のいる余裕」の中で、快適に暮らしてきた。異性に出会う願望など皆無。船長を超える男性が存在するとさえ全く思えない!

そんな中、ふと蘇った、切なく、そして、寂しい感覚。

思わず、船長に、「あなたが私のそばにいつも居てくれるから、私は、彼のような想いをもうしなくていいんだよ。」と、言葉にした。

今月末、船長と生きるために渡米して、丸10年を迎える。山あり谷ありで、スタートした結婚生活だったけれど、今は、山があれば一緒に登って、谷があれば、一緒に滑り降り、「楽しい~!」って、笑う仲、かな?(笑)

明日から、また山を登るよ、船長家!

Jun 2, 2015

またまた貸切。


ここのところ、どの山に登っても、船長と私だけの貸切ワールド。いいんだけどね、ただただ静かで。いいんだけどね、誰かとぶつかる危険性が全くなくて。いいんだけどね、トイレも気を使わずにすんで

スキー場が開いていた時は、ワシントン州だけでなく、カナダ(バンクーバー)からも、たくさんのスキーヤーやスノーボーダーが駆けつけたというのに、春のバックカントリースキーとなると、この通りヒューヒュー閑古鳥。

そりゃね、チェアリフトがないから、自力で雪山を登るしかないし、雪にたどり着くまでの標高も自らの足で稼がなければいけないけれど、雪不足と言われながらも、こんなに雪が残っているのに、船長家以外誰もいないって、どうなの?!

ところで、気が付いた方は、かけがえのない読者様!長年夢見た、ブログのイメチェン(注:イメージ・チェンジの略語。今や、死語かもしれない。)、今日、船長に何気なく聞いてみたら、あっさり、問題解決してくれた。なんで、もっと早く言葉にしなかったのか、心底悔やまれる・・・

船長家の日常を、スケールアップした写真で綴っていくので、乞うご期待!て、誰が期待するってね!

Jun 1, 2015

ついていくと決めたから。


先を進む船長の後ろを、シャッターチャンスをねらいながら、続く私。

でも、時々、尋ねたくなる時がある。「ヘイ、船長! 何を目的としていらっしゃる?」

効率的とは全く言えない船長の動きに対する、素朴な疑問である。

で、返ってくる言葉は、「あ!ただ、探検しているだけです!(笑)」

で・・・できれば、最小限の努力で、スキーを楽しみたいというのは、私だけの望みらしい。あぁ、船長、あなたって人は!

ついていくと決めたからって、実際ついていくとは限らない場面もあるある。点Aから点Bへ、最もストレートな動きをを常に計算するのは、大阪人の性なのか!?