Jan 30, 2015

帆がリサイクルされた編み物バッグ。


船長がクリスマスにプレゼントしてくれた、編み物バッグがこちら。役目を終えたヨットの帆に、皮のアクセントが光る、とっても丈夫な作りのバッグである。

編みかけの男性用のセーターが、難なくおさまる大きさ。常にセーターを編んでいる私には、これ、重要なポイント。そのポイントを見事に逃さなかった船長の愛溢れるストーリーは、こちらで読んでね!

http://yukiwi.blogspot.com/2014/12/blog-post_25.html

帆だけに、水にも強く、雨の日も安心! 質素な帆とは対照的なポップでカラフルな内布もついているのでね。

船長家、3月には、注文していた新しいメーンセールが納品される。もう使うことがなくなる、40歳超えのオリジナルメーンセールも、廃棄するのではなく、何らかの形に生まれ変わらせたいと心から思う。

Jan 25, 2015

ちょっと奥さん、その脇、どうしたの?ロピセーター。


年が明け、幕開けた税金シーズン。ブックキーパーの繁忙期に入り、ここのところ、働きまくっているため、全くといって、余分な時間がない。そのため、編みかけのロピセーターは、この状態で、早数週間、編み物バッグの中で待機中。

今朝、リビングに、眩しい春のような光が差し込んでいたので、このチャンスを逃すまいと、写真を撮った。で、その時は全く気付かなかったのだが、画像編集のため、コンピュータースクリーン上に画像をオープンしたら、見事にふっさふさの脇!ワイルドだ。

両脇の穴を綴じ、大量の裏糸の始末さえすれば、晴れて、身に着けることができるのだが、冬がもう去ってしまったかのように暖かいヨット天国地方。すでに顔を出し始めているラッパ水仙。このまま、あっけなく春に突入するのだろうか?そうだとしたら、この冬出番無しになるであろう、このセーター。

そして、船長家のスキーの練習はどうなる!?

Jan 24, 2015

落ちるとこまで落ちていった、キャンパーと船長。


ご無沙汰しているが、私は元気である。

ただ、いまだに、キャンパーバンは、オート修理ショップに入院中。さらに、船長は、いまだに、咳と戦う日々が続いている。

キャンパーバンは、来週には、あくまでバンドエイドの修理が施され、帰宅予定。根本的に問題を解決するためには、新しいモーターを、遅かれ早かれ入れなければならないそうだ。それが意味するのは、日本円で約60万円の出費が、近い将来、控えているということ。

船長は、恐らく、インフルエンザにかかった模様。咳があまりにもしつこいので、肺炎を疑った船長が、しぶしぶ医者に駆け込んだものの、肺炎までには至っていないだろう、と、何の検査も無しに推測され、帰されたとのこと。相変わらず、アメリカの医療、恐るべし。

なぜか、全く健康な私は、仕事の繁忙期のため、ただ黙々と働いている。

そういえば、先週末、船長と私用に、中古のスキーとスキーブーツをお安く購入した。この冬、2度、スキーの練習に行けば、元が取れる計算だ。レンタルしないでいいのでね。

キャンパーバンと船長の具合が回復次第、スキーの練習を再開する予定だが、今年は、全く雪に恵まれない年のようで、何とも不運な年に、スキーに興味を抱いてしまった船長家だった。

Jan 17, 2015

ただいま、船長とキャンパー故障中。


キャンパーバンの故障から、はや一週間。レッカー車で、かかりつけのメカニックのショップに運んだものの、船長曰く、いまだ、集中治療室で生命維持装置を付けているのだとか。(恐らく単に、診察の順番がまだ回ってきていないだけだと思う。)

そうしているうちに、船長も、数日前から、体調を崩す。風邪を引かない男が、風邪を引いた(笑)

そんなわけで、今週末の船長家一家は、雪山ではなく、街で大人しく過ごしている。

といっても、船長家のスキー熱が冷めたわけではなく!なんと、今日、船長も私も、中古のスキーブーツとスキー板を、まとめて130ドルでお買い上げ。これで、スキーの練習のたびに、借りなくて済むので、より経済的!気兼ねなく、スキーの練習に何度でも出かけられる!

キャンパーバンが退院し、船長の風邪が治ったら・・・・

Let's go skiing!

さて、今宵は、年に一度あるかないかで、私が料理を担当。どうしてもパスタが食べたくてね。私が作るのであれば、パスタでもいい、というので、じゃ、作るよ、となった。

ずっと気になっていたベジタリアントマトソース。肉の代わりに、数種類のハーブとオリーブ、ケーパーを入れて煮込む。

あとは、スパゲティーを茹でればいいだけの船長家。お腹がすくまで、のんびりタイム。

船長の風邪も、キャンパーバンの豚インフルエンザも、飛んでいけー。

Jan 16, 2015

起こることのない奇跡。


スキーレッスン後の自主練を終え、老体は悲鳴を上げ、さらには小腹も空いたので、ひとまず、借りたスキー用具を一時預かりしてもらい、キャンパーバンの元へ戻った船長と私は、かすかな希望を抱いていた。早朝、全くエンジンのかからなかったキャンパーバンに。

缶スープを温めるよりも何よりも重要だったのは、キャンパーバンがスタートするかどうかを確かめること。街から1時間半の雪山にいるわけだから、走らないキャンパーバンは、大・大・大問題なのである。

船長、キーを回すも、やはり、エンジンがかからない。何度やっても同じ結果。昨日まで何の問題もなかったのに、一晩の間に一体何が起こったのか?

間もなく、船長に、スキー用具を返すように言われる。さらなるスキーの練習より、どうやって街に戻るかを、まず第一に考えなければならない。

船長に言われた通り、スキー用具を返しに行き、キャンパーの元に戻ると、か弱いながらも、エンジンが始動している。船長が、「試してみる?」と、言う。

私が助手席に乗り込むや否や、走り出すキャンパー。聞きなれない、ドラムのような怪しい音とともに。

山を下りるのに、アクセルを踏む必要はなく、傾斜が効を奏して、無事下山できたものの、上り坂を前に、アクセルを踏むと、ドラムの音が異常なまでに大きくなるばかりか、全くといってパワーなく、失速。

結局、道路脇にバンを停め、レッカー車を呼ぶことになった。山を自力で下りれただけ、レッカー代は多少節約。

写真は、本文とは全く関係のない、とある日にキャンパーバンにチェーンを装着する船長。

Jan 15, 2015

憧れのスキーリフトライドへの大きな一歩。


スキーリフトに往復乗車券があったら、絶対買っている、私。リフトから、雪山を見下ろすことができるのが、滑って降りてくることができるスキーヤーとスノーボーダーに限られるなんて、全く残念な話しだ。

ただ、そんなイライラは、いずれ過去のものになるだろう。なぜなら、船長も私も、練習次第で、斜面をスキーで悠々と下りてこれる日が来るのだから。あぁ、なんという大きな一歩を踏み出したんだろう!

さて、1時間半に渡るスキーレッスン。コーチは、スキーコーチ暦40年というボブ。生徒は、船長と私に、ブラジルから夏休みで遊びに来ている、バスケットボール選手らしく長身の若いお嬢さんの3人だけだった。

ボブコーチのスピーディーで厳しい指導に、誰よりも出遅れたのが、運動というものを、ドクターストップを掲げて幼少の頃から回避して生きてきた私。転倒に転倒を重ね、自力で丘を登れないので時間節約のため背中を後ろから押され、さらには、教わったことを全く実行できていないため、終始、ボブコーチの大きな声が飛んできた。

"こら!Suki、何度言ったら分かるんだぁああああ!(怒)"

"はい、コーチ。もう一度お願いしまーーす!!"

さながら、アタックナンバーワンのごとき、会話が終始繰り返されたのだが、私の名前は、"Suki" ではなく、実は、"Yuki" なのだよ、コーチ。名前を呼ばれる度に、"Like!" と言われているようで、笑いをこらえる私の横で、自分の事に精一杯で、私の名前の修正を敢えてしないことに徹した船長(笑)

後に船長に、私があまりにもひどい劣等生だったので、どうなることかと正直思った、と言われる(笑)

そんな私も、レッスン終了後の自主練で、結果的には、船長よりちょっぴり上達してしまったのだが!

Jan 14, 2015

こんな雪山の天辺で、まさか・・・


平日は、スキーのグループレッスン(6~8名)が、倍額払わずして、高い確率で個人指導になる、というお得情報をお友達に頂いたので、休暇を取り、月曜日の早朝レッスンに向け、日曜日の午後にはスキー場にキャンパーバンで潜り込んだ船長と私。

早朝9時のレッスンの受付開始が、スキー用具レンタルの手続きもあり、な・なんと朝の8時。普段、目覚まし無し、起きたい時に起きる生活をしている船長と私は、そのため、珍しく、目覚ましを7時にセットして眠りにつき、辺りがまだ真っ暗で凍える中、気合を入れて、起床。

熱い紅茶に、オートミールで簡単に朝食。スキーレッスン用の身支度を終え、キャンパーバンを、レンタルショップ近くに移動させるため、運転席の船長がキーを回す。

ところが、エンジンが全くかからない。何度、キーを回しても、全く、スタートする気配がない・・・

レッスンの受付開始時間が迫ってきたため、仕方なく、キャンパーバンをその場に放置し、歩いて、レンタルショップへ向かうことに。

船長の頭の中も、私の頭の中も、予想外の事態に相当混乱していたが、とりあえず、目的であるスキーレッスンの後に考えることに・・・

Jan 13, 2015

心躍る、初めてのスキーレッスン!


ついに、ついに、私も、おニューのスキーゴーグルをゲットしたのだ!一番お安いものでさえ、40ドルもしたので、かなり躊躇しつつも、必要なのでお買い上げ。紫と白の2色のチョイスがあったので、船長に意見を聞いて、白に!

写真は、私のスキーセット。セーリング用に所持していた防水加工されたミトンと、自分で編んだ「鹿」モチーフのイヤーフラップ付き帽子(大好きな姪っ子とお揃い!)、それに、船長に買ってもらったおニューの雪色ゴーグル。

実は、週末、船長と私、生涯初めてのスキーレッスンを受けてきたのだ。ちょっと怖い、でも、楽しいぃいいい!

レッスン後の自主練で、最終的に、私の方がちょっとだけ上手くなったので、ただいま、競争心燃やしている船長(笑) それそれ! 次のスキーに繋げるには、その競争心が必要!

Jan 8, 2015

雪崩講習会。


雪山でキャンプする身のうえ、決して人事ではないのが、雪崩。とりわけ、船長と私の夢は、荷物を担いで雪山に上り、頂上でテントキャンプすることのため、スキー場のパーキングエリアに駐車したキャンパーバンでの超甘口キャンピングより、はるかに雪崩の危険性を考えていかなかればならない。

そのため、今晩、地元にて、雪崩講習会(無料!)があるというので、聴講しに行くことに。

自己責任が求められるスキー場外のエリアに、いつの日か赴こうとしている者として、これから勉強に勉強を重ね、雪の恐ろしさ・冬の恐ろしさを十分に学び、自らの命を守るために必要となる判断力と行動力をつけていくのが私達の目標。

とはいえ、今、もっぱら、私をわくわくさせているのは・・・ 講習会が終わるのが夜9時のため、船長家にとっては、非常に珍しい(年に1・2度)、ディナー外食案が出ている!それも、私の大・大・大好きなシーフード、牡蠣!

こうやって、船長は、いとも簡単に、アウトドアの世界の奥へ奥へと、私を連れ出してしまうのだ(笑)

Jan 6, 2015

その昔、オートマティック限定で免許を取った者のハードル高き挑戦。


お馴染み、船長家所有のフォルクスワーゲン製キャンーパーバン。通称「キャンパー」。実は、マニュアル車(英語では、スティックシフト "Stick Shift")である。

はるか昔、それこそ、17歳の頃、推薦入学で、大学進学があっさり内定しまった私は、他の同級生がセンター試験受験のため日々猛勉強している頃、自動車教習所に通っていた。そして、18歳になった誕生月の3月には、オートマティック限定の自動車免許を取得したのである。

日本に住んでいた頃は、親支払いのガソリンを無駄に消費しての意味の無いドライブが大好きだった私だが、アメリカに移住してからは、仮免許の更新・期限切れを繰り返してきたほど、運転には全く興味がない。それというのも、勤務先がバス1本、片道15分以内の出勤が可能であるうえ、右側通行・左ハンドルの環境に、いまだに拭い去れない不安と恐怖が存在するためである。

とはいえ、先日、がらんとした広い駐車場で、船長にキャンパーバンの運転の手ほどきを受けた。船長曰く、超初心者向けのレッスンである。

先に書いたように、キャンパーバンはマニュアル車のため、クラッチの操作が必要となる。これが、オートマティック限定であっさり免許を取ってしまった私には、超難関なポイントとなっている。

レッスン中、何度もエンストし、まれにエンストには至らなくとも、全くスムースではない不快な振動と不安定さを共にした運転しかできなかった。

そのため、船長に対する尊敬の念が芽生える。なぜなら、船長は、いともスムースにキャンパーを運転してしまうから!

こうなると、ヒッピーな女!を目指す私の中に、めらめらと闘志が!マニュアル車、しかも、キャンパーバンを運転できる女に、ほんまになりたい!(笑)

Jan 5, 2015

ひょっとしたら、ひょっとするかも?


新年というのは、人間を前へ前と突き進めるものだ。

いやはや、崩せぬ高い壁と思っていた船長の気持ちに変化が!全く、「驚き」以外の言葉はない。

子供の頃、病弱だったために、小学生から大学に至るまで、体育の授業を全て見学し、ただただ室内で大人しく過ごした私には、夢があった。健康だった兄や弟、そして妹には両親によって機会が与えられた、スキーに対する憧れ。

幼き頃の無念というのは消え去ることがないらしく、親の目の届かないアメリカに移住してからはなおさら、スキー願望を捨てられずにいた。まして、雪のたっぷりある、スキー場として運営されている山でキャンプするような身である。スキー経験ほぼ無しの船長に、圧力をかけた、いや、嘆願したのは言うまでもない。

毎年、完全に聞き流さてきたのに、2015年の船長は、なぜか興味津々なのである。ユーチューブで、初心者用を通り越し、中級者用スキーレッスンを、進んで視聴している程に。

これはもう、骨まで寒い氷点下でのキャンピングが効を奏したとしか言い様がない!

そんなわけで、ひょっとしたら、ひょっとするかも?な、船長家の月曜日。

期待に膨らむ新年かな。

Jan 4, 2015

2015年 キャンプ初め。


新年も、アクティブ路線まっしぐらの船長家。新年初の週末を迎えるにあたり、数々のアウトドアのオプションの中から選んだのは、実に、2週連続の氷点下のキャンピングだった(笑) お山の天気予報が、雪だったことが一番の理由。

そして、天気予報が見事に当たり、昨晩から今日にかけて、雪。止まない雪に、写真撮影を妨げられたけれど、雪が見たくてキャンプしてるのだから、オッケー。とはいえ、キャンパーバンの写真を撮れなかったことは、ちょっとショック。

気を取り直して、今朝、パウダースノーの上をスノーシュー(雪上歩行具)を身につけて歩いてきた船長と私。 私の使用しているポールは、船長母亡き後、船長父の意向により、譲り受けたもの。唯一の形見。大切に、使っていきたい私にも船長にとっても、特別なポール。

雪の中、船長が私の写真を撮ってくれた。

実は、ずいぶん長い間使用していなかったスノーシュー。結婚した頃(約10年前)、何度か使ったのだが、それ以来、物入れに眠っていた。ひさしぶりにスノーシューをしようと、意気揚々とキャンパーバンに積んだのはいいものの、船長が身につける寸前まで、知らなかったことがひとつ。

それは、船長の片方のスノーシューが、壊れる寸前だった。そして案の定、歩き出して5分もしないうちに完全に壊れる・・・

私をがっかりさせないように、スノーシューは諦めて、しばらく靴で付き合ってくれた船長。でも、雪が30センチも積もっていると、足が深く沈み歩くのが次第に困難に。ということで、引き返すことに。

その謝罪の気持ちからか、珍しく、私の写真を撮ってくれた。

そのうえ、山からの帰路、お詫びとして、ビールに、ピザまで、ご馳走してくれるという!新年から、どこまでも優しい船長だった。ありがたい!

Jan 1, 2015

謹賀新年


本日、元日(幸い、祝日)のヨット天国地方より、HAPPY NEW YEAR!

年を重ねれば重ねるほど夜更かしができなくなるというもの。大晦日といえど、普段通り、10時半にはあっけなく寝落ちてしまった船長家。恐らく、日付が変わる頃には、街が禁止としている花火がそこら中で上がっていただろうに、その音に起きることもなく、ふと目を覚ました時には、2時。船長と、"Happy New Year!" と、一言だけ交わして、再び、眠りの世界に落ちたのである。

若い頃は、CHAGE & ASKA のカウントダウンライブで、拳を振り上げていたし、日常的に深夜残業も平気でこなしていたというのに、今に至っては、このありさまである。

2014年。

船長も私も、とりあえず健康に過ごせたことを、まず何より、感謝したい。そのうえ、結婚10年目にして、最も、穏やかで、かつ、愉快に過ごせた年でもあった。

仕事は順調。プライベートも順調。

どこに文句をつければいいのか分からないくらい、良い一年だった。

編み物に関しては、長年の憧れである、フェアアイルを編む準備段階として、3枚のロピセーターに挑戦。苦手意識が強かった、複数色の編み込みに、自信を得ることができた。その自信は、2015年の編み物に繋がっていくだろう。

ブログ的には、あまり顕著な進歩は得られなかったものの、ブログのために写真を撮り、写真のためにブログがある、気負いなく今まで続けてこれているのは、美しい Pacific Northwest の光景が、いつも目の前にあるからなんだと思う。そんな光景を、また、船長と私のシンプルな生き方を、もう実際話すことがほとんどない日本語という言葉で綴ることで、とりわけ、日本という国に生きる人々に、私なりに発信したいことがあるのかもしれない。英語で書けるのに、書かない理由はそこにあると思う。

2015年。

とりたてて、大きな目標はなく、ただ、これまで通り、毎日、船長とともに、「今」を楽しむだけ。食事を一緒にし、ビールを共にし(笑)、互いの個人の関心・挑戦を支え、冒険の良きパートナーでいること。


本年もよろしくお願い致します!




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