Apr 28, 2015

39歳の初体験。


30代最後の年を突っ走っている私、実は、今日、この年で、初体験してしまった(照)!

昨日、船長が、たまたま見た、スケートボード犬のYouTube動画が、どうにも非常に衝撃的であったらしく、そこから、船長、ひらめいた。そして、密かに、中古のスケートボードをゲットするべく、動いていた。

今日、私の職場に入ったメール。

「4時半に、どこそこで、アレックスさんという方に会います。あなたのために、スケートボードを彼から買いますよ!」

そこで、初めて知った、「スケートボード妻♪」計画。

待ち合わせ時間にちゃっかり現れた、アレックスさんから、物を一切検証することもなく、古いスケートボードを現金で即買いし、あれよあれよという間に、初めてのスケートボードレッスンを船長から受けることに(笑)

スキー用のヘルメットを被って、平坦な路上で、船長の補助のもと、スケートボードの上に立つ。自転車の補助輪を外した際に、親に付き添われた時のようで、なんだか、とってもくすぐったい!

アメリカ人らしく、若かりし頃、スケートボードをしたことがあるという、船長に、姿勢だとか、バランスの取り方だとかを教わりつつ、意外にスキーのテクニックと共通している一面があることを発見。体重のかけ方で、右に左に方向転換ができることを実感。これなら、スノーボードも案外できちゃったりして?と、超単純・お気楽人間、私。

スケートボードといえば、子供の頃憧れた映画、バックトゥーザフューチャーの世界。 まさか、39歳になって、経験することになるとはね。人生とは全く予測できないものだ。

アメリカで、スケートボードに興じた記念日。明日も、船長付き添いのもと、練習・練習!

Apr 27, 2015

船長家の冬の別荘地。


1月に、生涯初めてのスキーレッスンを受けてからというもの、船長とキャンパーバンが、そろって不調の期間を除き、足繁く毎週末通い続けた、船長家の冬の別荘地、雪山。

冬が去り行くことは、船長にとっても、私にとっても、この年に至るまで、待ち遠しいことであったものの、今年はそうは一切思えず。冬に去ってもらいたくない、スキーの練習をまだ続けたいという気持ちがあまりに大き過ぎて、複雑な心境だったりする。この真っ白な雪が溶けていくのは、とてつもなく、はかなく、そして、切ない。

冬という季節を、ここまで楽しめるようになったのは、まさにスキーのおかげ。どちらかといえば、冬の間は、室内に籠もり、アート・クラフトに没頭してきた船長家を、アウトドアの世界へと引きずり出した。

とある年長の知人から、「スキーを習うには、遅すぎないか?」と、言われた際、船長が、「そう考えるあなたには、そうかもしれないですね。」と、笑って返した。年を取ってから、何か新しいことを始めることを快く思わない人達には、船長と私は、奇人だろう。年齢で物事を区切り、年齢を言い分けにして、チャレンジしないのは、もったいない気がする、というのが私達の本音だ。

幼い頃から、スキーをしてきた人達にスキル面で追いつくことは決してないかもしれない。私達が求めているスキーのスキルに、到達することが目標だ。それさえはっきりしていれば、学ぶタイミングなんて、意味の無い話だ。学びたいから学ぶ。ただ、それだけ。

船長も私も、まるで自転車を補助車輪無しで乗り回す奇跡を探すように、スキーに没頭した冬だった。それは、とても覚束なくて、歯がゆいものでさえあった。

そんな経験を、40歳前後で味わった。

生きるって、ただただ面白い!

Apr 26, 2015

スキー場が閉鎖された後の、まさかの大雪。


スキー場が4日間限定でオープンされた最終日の先週の日曜日は、スキー場職員さん達が、顔を出した土壌や石の上にシャベルで雪を被せる作業をしていたほど、ぎりぎりの雪量だった。とりわけ、船長と私が滑る、グリーンランと呼ばれる、初心者用コースは、標高が低いため、雪不足が顕著だった。

それから一週間も経たないうちに、なんと、寒波が遅い、スキー場は、またしても、白い雪に深く覆われる。私は、日常の天気予報に全く関心がないので、船長の情報を元にそれを知る。

雪があるのなら!と、出かけたのは、バレンタインデーの頃から、10週連続で週末をキャンプしている、このスキー場の駐車場。いわゆる、週末の別荘地。

なぜだか、今週末は、船長家と同じく2泊する、たくさんのキャンパー達で賑わう、駐車場。中には、テントでキャンプするツワモノ達も!

みんな同じ目的で、この場所に集っている。それは、スキー、もしくは、スノーボードのため。決して快適とはいえない環境の中で、情熱があるからこそ集う人々。

なんともいえない、素晴らしくポジティブな空間がそこにはある。だからこそ、船長も私も、そこに帰るんだ。雪があるのなら。

でも、季節は変わりつつある。強い日差し、長い日照時間。ある意味、シフトチェンジの時が来たのかもしれない。夏に向けて・・・。

Apr 20, 2015

さよなら、冬。


2泊3日の4日間限定でオープンしたスキー場でのスキーは、最高に楽しかった!歩くより、スキーに無心で夢中になれただけでなく、何より、船長のスキルアップが顕著に見ることができて、船長だけでなく私も本当に感激した。船長、今や、私とほぼ同じレベルに!

ここ一ヶ月以上、ありのままの雪を相手にしてきただけに、重機によって、コンパクトかつ均等にパックされた雪の上でのスキーを堪能した3日間。

ボーイズが上半身裸、ガールズがノースリーブで滑るような気温のため、雪溶けのスピードを目の当たりにしながらも、この4日間のためだけに、リオープンしてくれたスキー場に、最大の感謝を伝えたい。

さよなら、冬。

でも、船長家は、まだ、スキーを諦めてはいない(笑)

Apr 16, 2015

スキー場、今週末限定再オープン!


雪不足のため、スキー場が3月初旬に閉鎖し、購入したテレマークスキーで、この一ヶ月以上、自ら斜面を登っては滑るを繰り返していた船長家に、朗報。今週末限定、スキー場再オープン!

というわけで、明日から、また、2泊3日のスキーキャンプである。

チェアリフトの利用が可能のため、汗だくになって、斜面を登る必要もなく、スキーを思う存分楽しめること間違いなし!

ビール腹の解消には繋がらないが、久しぶりに、チェアリフトの恩恵に預かろう(笑)

Apr 15, 2015

窓からの眺め。


春の眩しい夕暮れの中、今、私の座っている、リビングの窓に広がる湾では、どうやら、今年最初のヨットレースが終わりを迎えたようだ。鮮やかなスピンをあげたまま、湾へと帰港する、ヨット達。

セーリングのシーズンに突入していることは分かっているのが、どうにもこうにも、まだ、スキーを止められない、いや、止めたくない船長家。雪があるうちは、山に足が向いてしまう。

そういえば、ほんの数日前に、キャンパーバンの窓から見た世界はこうだった。一晩で積もりに積もった純白の雪。石油ストーブで暖をとりつつ、船長の煎れてくれた熱いミルクティーをすすりながら、このクリスマスのような景色を眺めていた。

このスノーストームがもたらしたのは、今週末限定でのスキー場再オープン!

船長も私も、金曜日に、また休暇を取ることにした。来週末にはできないことがある。機会の中には、決して逃すことができないものもある。たとえ仕事が多忙であっても、だ。

以前は、そういう風に考えられることができなかった私だった。日本人というのは、勤勉さの余り、仕事に尽くしすぎてしまうらしい。今では、アメリカ人の感覚が身に付き、その辺の融通がすっかり効くようになった。そうなると、一切、申し訳ない気持ちにすらならない。

仕事のために、プライベートを犠牲にするのではなく、プライベートのために仕事を犠牲にする生活、実行中。ま、職場に戻れば、溜まった仕事を処理するのは、自分、と納得できれば、全てオッケー!

Apr 14, 2015

たまには雪以外の事も語りたい?


ヨットや編み物関連からの読者様達の期待を裏切りつつ、投稿し続けている、船長家の雪山レポート。かろうじで、シアトル・ポートランド情報だけからは外れていないので、許してちょうだい。なんなら、スキーランキングにも参加すればいいのだろうが・・・ あぁ、多趣味の私の深刻な悩み。

そんなわけで、たまには、編み物について語ってみよう!的な。

スキーをしていない時は、編み物をしてる嫁、と、評判の高い?私。もちろん、平日は、仕事もこなしているのだが、家の中では家事より、編み物。雪山キャンピング中は、スキーからキャンパーバンに戻るやいなや、日没まで編み物。全く的外れでもないか?

そんなわけで、雪山でがっつり編んだロピカーディガン袖#2が、今日、編みあがる。大変めでたし!

Apr 13, 2015

一晩で、どっさり!


そもそも、スノーストーム(雪嵐)が来るのが分かっていたから、月曜日の今日、有給休暇まで取得したスキーのための長い週末。金曜日夕刻から土曜日早朝にかけて通過したスノーストームが、一晩のうちに、約30センチの降雪をもたらしたおかげで、目覚めたら、この通り!

まだ真っ暗な早朝に、除雪車が、我らがキャンパーを避けて、除雪していく音に目覚めた船長と私は、降った雪の量をこの目で確認するのを楽しみにしながら、再び、眠りの世界へと落ちていったのであった。

Apr 10, 2015

WE LOVE 雪山!


今週末も、有給休暇取って、山篭りスキーキャンプ。3泊4日で、はじける船長の笑顔がいっぱい見られることだろう!

では、行ってきますだ。

Apr 9, 2015

そして、辿り着いた白銀の世界。


誰も歩いたことのない雪面に跡を残すことは、申し訳ないような、ラッキーなような、複雑な心境を抱かせる。その申し訳なささを少しでも感じないで済む様に、先に歩いてもらう船長の辿った道のりを、できるだけ正確に利用する、私。生クリームでデコレーションされたかのような美しい白銀の世界に、やみくもに跡をつけるのは、もったいない!と思ってしまう因みに、ケーキにロウソクを立て、生クリームに無数の穴を開けるのも、嫌いだ(笑) 性格かな?

船長は、躊躇いもなく、先へ先へと進む。恐らく、船長は私と同じような心境を抱くことがないのだろう。おかげで、私は、ある種のリリーフを得ることができるのである。

船長がぽつんと立つ平坦な世界は、スキー・スノーボード上級者に決して見向きもされないが、急斜面には、上級者の残した無数の痕跡が見られる。

船長と私は、時折その急斜面を滑り降りてくる上級者達を羨望の眼差しで見つめながら、この平坦かつ、完全に無垢なエリアで、私達のレベルに見合ったスキーの練習を始めることにした。

Apr 8, 2015

「僕に付いてきて!」


前日の土曜日に、グリーンランと呼ばれるスキー場の初心者コースを一日中滑りつくした船長と私。夜間の積雪がなかったため、前日に描いた無数のトラックが凍った状態で残っていたため、ふっかふかな雪を求めて、スキー場外に出ることにした。

"Follow me!(僕に付いてきて!)"

船長の決まり文句に、夫を立てることを忘れない、いち日本人女は、楚々と従う(笑)

スキーでの、初めてのバックカントリー。何が起こっても自己責任の世界に足を踏み入れる。他の誰かが前日に残したスキー跡を、ずんずん進む船長。ここまでは、滑るというよりは、歩くスキー。
3歩以上後を歩く妻。船長より、私の方が、今のところスキー技術が上だとしても。

Apr 7, 2015

朝の非常事態宣言。


とある雪山でキャンプ中、先に起床した船長によって発された、非常事態宣言。寝袋の中で、しつこく、ぬくぬくしていた私の顔は蒼白となった。

「悪いニュースだけれど、落ち着いて聞いて欲しい。駐車上内の公衆トイレ(注:水洗ではない)のドアが、凍りついて開かない。」

え・・・・?

「唯一の残された手段は、自然に従うことだ。」

は・・・・?この明るさの中で・・・・。

「決して、ギリギリまで待たないように忠告する。」

そういうわけで、飛び起きた。

船長が、あっちの茂みとか、こっちの茂みと推薦してくれているのも上の空、身支度完了。

バックパックにトイレットペーパーと、ウェットティッシュを詰めて、

「しばらく戻らないけれど、心配しないで。私は、(凍上)歩いて片道10分以上はかかる、もうひとつの公衆トイレ(注:もちろん、水洗ではない)を目指します。」

と、キャンパーバンを出た。

40年近い人生の中で、これほどまでに長く、危険なトイレへの旅はなかったかもしれない。そして、これほどまでに美しいトイレへの旅もなかっただろう。早朝、このスイスのような美しい景色の中、トイレを目指すことが、あまりにも価値あることに思えて、幸運に身震いさえしていた。

Apr 6, 2015

週末の住まい。


8週連続で、週末の住まいとなっている、とある雪山の駐車場。標高、4,200フィート(約1,280メートル)。もちろん、我らの目的は、スキー!というわけで、 またまた2泊3日の雪山キャンピング&スキーを満喫し、出稼ぎに戻ってきたシティーライフ初日の月曜日。とはいえ、仕事大好きのため、全然オッケー!

船長家のスキー熱、いまだ冷めるとこなく。バックカントリー(スキー場外)での、春スキーに移行中。