Jun 15, 2015

夫に恋する瞬間。



船長家の恒例週末レポート。何にもしない週末などあり得ない船長家。因みに船長家にはテレビなど存在しない。

ここ4ヶ月間、毎週末、山に身を置いてきたせいか、かれこれ何年も封印してきたバックカントリーキャンピングに再び興味を持ち始めた、船長。全ての装備(テント・寝袋・マット・バックパック等)をすでに所持しているので、かなりあっさり即実行となった。ただ、スキーとスキーブーツは後ろ髪引かれる想いで、後にした。この4ヶ月間、毎週末、決行してきたスキーだが、この週末で記録を途絶えさせたことになる。理由は、雪融けの予測できる進行と、バックパックの重量過剰のためである。

テント、寝袋、それぞれ2種類のマット、食料、飲料(水・ビール・ウィスキー)、衣料、蚊対策グッズ、調理用具、水の濾過装置などなど、船長と二人で分散して担ぐことになるわけだが、もちろん、船長のバックパックにその多くが収まる。基本的にカメラを含め、自分のものを自分で担げばそれでオッケーな、私とは対照的に、たくましき、夫。

そのうえ、テントを張るとなれば、せっせと、動いてくれる。ま、さすがに、「ただ見てるだけ~」はとっくに卒業した私、ささやかにお手伝いはするのだが。テントポールなど・・・

熊対策に、食料、化粧品(日焼け止めや化粧落とし)、ゴミなど、匂いのあるもの全てを寝袋バッグに入れて、夜間、高い木の枝に吊るすことになるのだが、それも、やってくれるんだな。私は、物をバッグに詰めればいいだけ。それなのに、見事、食料品の一部(朝食用のシリアルとドライフルーツ)をテント内のバックパックに朝まで残していた私。船長の顔が一瞬青ざめたのを見た。ごめんね、船長・・・

どきどき、夫に恋する瞬間満載の週末。

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