船長家の週末は、通常、金曜日のランチ後から始まる。私の場合、出勤こそはするが、働くのは2時間程で済むように、木曜日までに仕事量を完璧に調節している。船長の場合、自宅勤務なので、かなり好き放題だ。
そんな二人で、キャンパーバンを走らせた先は、ここ4ヶ月以上毎週末を過ごしている船長家の別荘地、Mt. Baker-Snoqualmie National Forest。
船長の今週一押し!キャンプサイト(今週のテーマは、小川の音に包まれながら寝よう!注: トイレはないですよ!)にたどり着くことだけが目的の金曜日は、日暮れまで、たいてい編み物に没頭して過ごす。そのため、近辺散策には比較的消極的。日没近くに出没する蚊に刺されるのも嫌で、ついつい安全なバンの中に篭る、私。
翌朝、熱いミルクティーの入ったマグを手に、ひとり近辺を散策していた船長が、 「秘密の場所に、連れて行ってあげます!」と、いうので、喜んでついていくと、この場所だった!流れる小川は前日に、木々の間からちらりと確認してしていたし、一晩中、水の音を聞いて深く眠った。キャンプの目的を十分満たしたうえに、偶然見出されたこのビーチアクセスは、正直意外で、本当に秘密にしておきたい場所だった。
「真夏の暑い日に、ここに来て、ピクニックしましょう!」
という、船長。
澄み切った水に、木々が作り出す木陰。ホットドッグにチップス、きんきんに冷えたビールってか!
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