Jul 30, 2015
ロピカーディガンも完成。
私にしては、かなり珍しく、複数のプロジェクトを同時進行で編んでいたため、続いて、船長のロピカーディガンも、本日、めでたく完成となった。このカーディガンは、来月中旬に各地で開催される、アメリカの夏のビッグイベントでもある、地元フェア(見本市)に出品する予定のため、なんとしても完成させねばならなかったのだ。
2月中旬に編み始めたこのカーディガン、半年もあるのだから絶対余裕!と、当初は見ていたのだが、結局、残り時間があまりない時点で、ボタンを求めて、街の毛糸屋さんに出向いた。
このカーディガンに合うボタンを見つけたものの、在庫、たったのひとつ。 仕方なく、時間がかかることを了承の上、注文することに。でも、届いたボタンの色が予想以上にかけはなれていたため、結局、妥協線で落ち着く。
男子に無難な奇抜でない色合い。むしろ、妥協ボタンの方が船長の好みかもしれない。
晴れて、ボタンをつけ、両脇の穴を閉じて、完成となった。
Jul 28, 2015
ロピセーター、完成。
先週末のキャンピングに持参した、このセーター。編み出したのは、実は半年も前のこと。アイスランドから注文した追加の毛糸が、3ヶ月以上かかっても届かないなどのアクシデントもあり、手を付けられずにいたのだが、ボコボコになり穴の開いた箱が届くやいなや、ダメージの見られない毛糸でようやく編むのを再開。編み終わってはいたけれど、裏糸や脇の始末が終わってはいなかった。
キャンプ中に、ビールを飲みながら、全ての裏糸の始末をし、仕事を早く切り上げることができた今日、両脇の大きな穴を閉じた。
早速、船長、興味津々試着。
「僕にはちょっと小さいみたいです・・・」
それもそのはず、このセーターは、船長よりずっと小柄な友人のために編んだもの。船長にぴったりだと、それはそれで、大問題。
船長のコメントで、ほっと胸を撫で下ろした、私だった。
Jul 27, 2015
雨にも負けず、風にも負けず。
スキーが、ハイキングブーツに代わったとはいえ、船長家の向かう場所は変わらない。Mt. Baker-Snoqualmie National Forest。
今週末は、2ヶ月前にスキーを担いで向かった場所に、ハイキングブーツで。残雪の痕跡など全くなく、ひたすら、緑に覆われていた。野花のピークは、どうやらとっくに過ぎていたようで、どことなく、秋へと移行しつつあるかのような光景が、雪恋し船長家の期待を膨らませるが、まだ、7月下旬だということは忘れるわけにはいかない。
曇天とひんやりした気温のため、虫(蚊やハエ)に悩まされることもなく、悠々とハイキングを楽しむことができた。
- Hiking Report -
Where : High Divide Trail (Mt. Baker Area)
Date : July 25, 2015
Length : 8.8 miles, roundtrip
Elevation gain : 900 ft
Jul 22, 2015
ますます、深みにはまる。
船長が、運動することは良い事だと正直思う。仕事柄、座っていることが多い船長には、必要なことだ。
でも、セーリングよりも、山を選ぶ程に、運動重視になるとは、思わなかった(笑)
セーリングに出かけ碇を下ろした先で、ただ座っていることが、退屈に感じるらしい。まぁ、確かに、飲んで食べては、限られた空間の中でじっとしているわけだから、この半年間のライフスタイルとは相反する。
今週末のアクティビティーを練り始めた水曜日。50%の雨予報が出ている中でも、船長は、ハイキングがいいらしい。
ますます山の深みにはまっていく、船長家。
Jul 21, 2015
大地と空の境界線。
先週末の船長家のハイキングは、数年ぶりの、Skyline Divide Trai。投票したのは私。
登山口からトレイルを歩き出すこと数十分。急な上り坂が容赦なく続いていることに、はっと気付く。そのうち、船長が、「ユキが、ユキが・・・。このトレイルがいいと言ったんです・・・」と、呟き始める。
そう、辛いメモリー(記憶)は、あっさり消去してしまうのが、私。
容量に制限のある頭だからこそ、たくさんの良いメモリーで満たしたい。そのため、辛いメモリーには、あっさり、さよならする。
結局、私は、タフな部分のこのトレイルを、すっかり忘れてしまっていた。都合よく覚えていたのは、"Easy Breezy (容易い)" な部分のトレイルのみ。
ふっ。だから、推したのさ!(完全なる、開き直り。)
- Hiking Report -
Where : Skyline Divide Trail (Mt. Baker Area)
Date : July 18, 2015
Length : 8.8 miles, roundtrip
Elevation gain : 1,700 ft
Jul 13, 2015
氷河を前に。
今週末も、山に出かけた船長家。本当に久しぶりの小雨が降る中、歩いたのは、氷河を目前にすることができるトレイル。ひょっとしたら約10年ぶりかも?
途中、多数のハイカーがUターンせざるをえない、流れの極めて速い小川が行く手を阻むも、準備万全持参したサンダルとスキーポールに、ハイキングパンツを膝上まで丸めて、船長と私、強行突破を試み、無事成功。
結果、辿り着けたのは、氷河が見張らせる場所。雨のため、写真が思うように撮れなかった中、レンズが濡れる覚悟で、なんとか撮った写真。
やっぱり、船長が存在する風景写真が大好き。
- Hiking Report -
Where : Heliotrope Ridge Trail (Mt. Baker Area)
Date : July 11, 2015
Length : 6 miles, roundtrip
Elevation gain : 1,400 ft
Jul 9, 2015
それでも、あなたに付いていきます。
虫シーズン最盛期のお山。今や、脅威は、蚊だけではなく、ホースフライと呼ばれる大型のフライも含む。
先週末に左太ももに刺されたらしい、虫刺されは、今だ何によるものか全く不明。蚊のように痒くもなく、腫れ上がることもなく、ただただ、神経を針で刺されるかのような激痛の波が5分間隔に襲ってくるものであった。
それも、今日になって、ようやく落ち着く。とにかく、40年近い、人生の中で最も激痛を伴った虫刺されだった。
そういえば、今週、久しぶりにヨットの様子を見にハーバーに寄った。船長は、モーターのチューンアップを担当。私は、昨年の秋から全く洗われずに海上に放置されていた、セーリングディンギーの底をできる限り綺麗にした。
船長曰く、出航するには、ダイバーによる、プロペラの清掃が必要らしく、それには、約2週間かかるという。
そんなわけで、今週末も、お山に出かける船長家。
たとえ、虫刺されの恐怖の中にいても、それでもあなたに付いていきます by 妻。
Jul 7, 2015
意外なカーディガン。
結婚して、約10年。カーディガンなんて一着も持っていないくせに、なぜだかリクエストされたので編んでいる。実は、私にとっても編むのがお初なカーディガン。右前立ての目を拾いながらひしひしと思う、実に
それでも、船長が身に付けてくれるのなら、頑張れる。
残すところ、左前立て(ボタンホール込み)を編めば、完成!
Jul 6, 2015
失くした片方のサンダル。
7月4日(土)の独立記念日のため、棚からぼた餅的に三連休になった船長家の週末。花火の騒音を避けるべく出かけたのは、船長家が、ここ5ヶ月間毎週末を過ごしている、Mt. Baker-Snoqualmie National Forest。船長家が若葉マークのスキーに興じた、Mt. Baker Ski Area は、この国有林の中にある。
さて、話は変わって、独立記念日に、船長が選んだ涼み系のハイキングは、失敗に終わる。船長が目指した、Price Lake という名の湖は、3マイル程を歩いた後、流れの速い川によって、行く手を阻まれた。地図にトレイルすら明記されていない Price Lake に向かうと言った、ハイカー数名に出会ってからというもの、この一週間、その幻の湖に思いを馳せてきた船長。ただ、流れの速い、深さもそれなりにあるように見える川に足を踏み入れ、横切ることはあまりに危険と最終的に判断した。
そのため、予定急遽変更。先週末も歩いた、地図に明記されたトレイルを引き続き辿ることに。
そして、たどり着いた川で、やれやれと、バックパックをおろした際に気付く。私の片方のサンダルがなくなっていることに・・・。船長作のたまごサンドにチップス、ビールでランチして、川で涼もう思った矢先の、サンダル、片方のみ紛失事件。
船長、素早く荷を下ろし、水筒に水を補い、
船長 「ビールを(川の水で)冷やしながら、ここで待っていてください。探してきますから。」
私 「帰路に見つかるから、いいって!」
でも、水筒片手に出発してしまった船長。熊が出没する大自然界に、ひとりぼっちで取り残された人間、私。船長に命じられた、ビールを冷やすというシンプルかつ重大な任務を全うしつつ、ブーツと靴下を脱いで、自らの足もついでに冷やしてみるが、装った平静とは裏腹に、募る不安。
そして、数十分後、失くした私の片方のサンダルとともに戻ってきた船長。なんと、往復2マイル歩くことになったらしい。
私 「もう!いいって、言ったでしょ!(泣)」
船長 「せっかく、ここまで歩いたんですから、両方のサンダルで、ユキには快適に冷たい川の水を楽しんでもらいたかったんです。そのうえ、紛失したのは、僕の責任ですから。」
どうやら、船長には、心当たりがあったらしく。途中、船長が、私のバックパックから虫除けローションを取り出した場所で、そのサンダルを落としてしまったのかもしれない、と。
船長が戻ってくるや否や、包まれる大きな大きな安心感。
船長家版、シンデレラストーリー。
- Hiking Report -
Where : Nooksack Cirque Trail (Mt. Baker Area)
Date : July 4, 2015
Length : 9 miles, roundtrip
Elevation gain : 500 ft
Jul 2, 2015
静寂と星空を求めて。
明日から、3連休の船長家。土曜日が独立記念日のため、二人とも繰り上げで金曜日が予想外の休みとなった。ま、あまり関係ないといえばないのだが。だって、毎週、金曜日のお昼過ぎには、仕事を終え、ウィークエンドをスタートさせる自由奔放なふたり。
打ちあがる花火の騒音から逃れ、求めるのは静寂と星空。そして・・・二人きりの時間!
船長によると、今週末も、涼み系がテーマだそうで。
Jul 1, 2015
予想外に許可が下りた写真。
「絶対やめてくださいね!」と、言われると思ったから、一応船長に聞いてみた。
「ねぇ、この写真、私のブログに使っていい?」
「あ、いいですよ!」と、予想外の答え。思わず、「本当に本当に本当に、いいの? 」と、確認してしまった。
ま、晴れてオッケーが出たので、船長の気が変わらないうちに、投稿!
この写真、プロ野球でお馴染みのビールかけではないが、船長が持っているのは、ワシントン州では有名な、”R”のロゴが印象的なレーニアビルの缶。
あまりに暑いので、飲み終わったビールの缶を川に浸し、凍えるほど冷たい氷河水でいっぱいにして、頭にぶっかけている写真である。布を頭にのせるのが、日本の温泉風 ♪ と、満足げな船長。
その後、船長によって、私も、何度も何度も、私の欲求以上に凍える「洗礼」を受けたが、その証拠写真は幸い撮られていない。
必殺!船長家の夏の究極な涼み方。
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