Mar 30, 2015
生牡蠣の現地調達雪盛り。
またまた、金・土・日と、雪山に籠もっていた船長家。もちろん、スキーのため。ここ一ヶ月半ほど、キャンパーバンでの週末の居住地となっているこの雪山、スキー場は3月初めに早々と閉まってしまったものの、まだまだ十分スキー可能。チェアリフトが動いていないため、歩いて山を上る意思を持った数限られた者達だけのスキー及びスノーボードの楽園となっている。
金曜日の前菜として登場したのは、生牡蠣。船長自ら殻を開け、現地調達の雪の上に盛り付けた、18個のクマモト牡蠣。 船長家では、生牡蠣は米酢&ホースラディッシュで頂くのが普通だが、今回は、シェリーワインビネガー&刻み葱バージョンも!ロゼワインと共に。
ここ、アメリカ・ワシントン州は、牡蠣の名産地であることもあり、アメリカに移住してから発見した、殻付き牡蠣の美味しさ。新鮮なだけに、全く臭みがなく、剥き身でパックされた牡蠣とは、決して比べ物にならないクオリティー。
あぁ、ワシントン州産養殖生牡蠣、最高!そして、船長、最高!極上キャンピング。
Mar 26, 2015
失踪した毛糸達。
ロピセーターのために、わざわざ、アイスランドから毛糸を直輸入している私。バレンタインの頃にオーダーした毛糸達が、実は、いまだに私の元に届いていない。出荷されたことは分かっているのだが、その後、行方不明に。
アイスランドポストに問い合わせれば、アメリカ東海岸の大雪の影響で、少々問題が起きていると、アメリカ側から連絡を受けているとのこと。そうはいっても、エアメールで発送されたはずのものが、一ヶ月以上かかっても届かないってことはないでしょ?
トラッキングナンバーからも、アメリカ入国を証明する情報が得られず、完全に行方不明。毛糸切れのため、保留になっているロピセーターに必要な毛糸達のこの失踪に、ひどく傷心している、この頃・・・
そんななか、先に注文し無事アイスランドから手元に届いたレットロピで編んでいる、船長のロピカーディガンに没頭して、気分を紛らわせている。アラフォスロピと比べると、かなり細いレットロピ、ざくざくとは編めないけれど、目数が断然多い分愛情たっぷり籠めれる感があって、いい感じ。着心地は軽いけれど、愛がぎっしり詰まってずっしり重~いカーディガンになりそう(笑) 覚悟だ、船長!
Mar 25, 2015
見守る背中。
船長と私、スキー暦(2ヶ月)は全く同じでも、上達具合に多少差が出てきた、この頃。そして、幼少の頃からドクターストップを掲げて運動なるものから一切遠ざかってきた私が、なぜか、一歩リードしているのである。あら、不思議。
新しく購入したテレマークスキーで苦戦する船長。どうやら、ターン(方向転換)が思うようにできないらしい。それとは対照的に、割とあっさりターンができてしまう私。船長の「なぜなんだぁああああ!!!!」の叫びが響き渡る。
そんなわけで、船長には常に先に滑ってもらっている。万が一、船長が転倒した場合、滑って駆けつけ、手を差し伸べられるように。
これまで、転倒に転倒を繰り返し、船長にレスキューされてきた私だが、今は、レスキューする側に!正直、ちょっといい気分(笑)
Mar 24, 2015
起きたら、雪景色!
船長と私の陸上版ヨット、フォルクスワーゲンキャンパーバン。停車した場所で天井をあげ、助手席を180度回転させれば、快適空間の出来上がり。
そんなキャンパーバンで、毎週末住みついてるのが、ヨット天国地方最寄の雪山、Mt. Baker。雪不足のため、現在は営業されていないスキー場を思う存分利用しようという目的の船長と私だけではなく、バックカントリーと言われる、スキー場外へ出向く人々(スノーシューヤー、スキーヤー、もしくは、スノーボーダー)が集まる聖地である。
そんな聖地に寝泊りして、雪山を満喫するのは、もちろん、船長家だけではなく、たいがい、他にも出没する。とりわけ、土・日は。
今回は2泊したので、さすがに日曜日の晩は、船長家だけだった。
この聖地でのキャンピング、難点がひとつ。雪が降ると、まだ真っ暗な早朝に、除雪車が稼動する。その豪快な音を聞きながら、意地でも眠ろうとする戦い。正直、勝つことはない。この音が暗闇の中聞こえたら、どさっと雪が降った証拠なのだ。スキーヤーとして喜ばずにいられようか?新雪を。
Mar 23, 2015
カメラ、ついにスキーデビュー!
ついに、ついに、カメラをバックパックに忍ばせて、雪山を滑った記念すべき日が、今日。これまで、カメラを持ち歩けずにいたので、個人的に、大変感慨深い日なのである。
船長とともに、今年1月に挑戦した、生まれて初めてのスキーレッスンから、2ヶ月。今日まで、船長も私も、転倒に転倒を重ねながらも、毎週末、この雪山に泊り込んでは、練習に励んできた。
スキー場が雪不足のため閉鎖してしまってからは、斜面を自力で登れるテレマークスキーとブーツを購入。何度も何度も、自ら汗を流して斜面を登ってまで、練習を続けてきた。
私のカメラは、ニコンのデジタル一眼レフ。転倒による破損を案じて、とてもとても持ち歩くことができずにいた。美しい雪の世界の中に佇む船長の背中をただ目に焼き付けることしかできなかった。スキルアップが、いつか、カメラを持ち歩くことができる日を導くと、自分に言い聞かせてきた。
そして、ようやく、やってきた、その日。
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