一週間前、雪に阻まれ、道半ばで完全に見失ったトレイルに再度挑んだ、メモリアルデーウィークエンド(3連休)。冬の間、雪山で幾度と無く出会った、バックカントリースキーエキスパートのクリスさんが、船長家の連休に参加。ついに、目的地にたどり着いた!
片道3マイル(約5キロ)のトレイルのおよそ半分は、登山用の皮靴で。スキーとスキーブーツは、背に担ぐことになる。トレイルを見失えば、コンパス、地図、そして、GPSを駆使して、雪に覆われたトレイルを見出す。掴んだ木の枝を、命綱にして進むような滑りやすい急斜面の後、スキー・スキーブーツに替え、真っ白な斜面を黙々と登っていく。
そして、たどり着いたのが、ここ、Excelsior Pass。何年ぶりだろう、ここに立ったのは。船長と結婚してまだ間もない頃、夏の終わりに一泊テントキャンプした地だ。
(過去記事) テントの外、地面に敷いた暖かい寝袋に包まれながら、ここで、信じられない数の星を見上げた。そんな船長と私を観察すべく、一羽のフクロウが興味深そうに、私達の真上(手を伸ばせば届きそうな)を通過したのも、この地だった。
まさか、雪で覆われたこの場所を、スキーで訪れることができるとは!
そう、スキーというものを知った今、雪は、もはや障害でも何もない。なぜなら、私達は、その雪を求めているのだから。
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