渡り鳥の飛来。

季節が進み、零下の日々があったかと思えば、また、暖かさが戻ってきているヨット天国地方。ご無沙汰しているが、船長の腰も回復し、私に至っては変わらず元気である。

そしてブログを更新していないのは、師走で忙しいからでもなく、ただ単に、編み物に没頭しているからである。アメリカも年度末には変わりはないが、勤めている会社の事業形態が、年内の売り上げ計上に向けて必死になることがないので、毎年のことながら、さほど大きく仕事量に変化はない。

巷は、クリスマスショッピングに忙しいのだろうが、船長家は、クリスマスツリーも、プレゼントも排除しているので、お気楽なものである。

ただ、先日のような、零下の日々（氷の世界）がまたやって来ることを考えると、どうにもこうにも編む手が止まらない。とりわけ今編んでいるのが、自分用のロピセーターのため、なおさらだ。

土曜日の昨日は、ウィンターキャンピングの可能性を探るため、珍しく、ちょっと長めのロードトリップに出た。その道中出会った、渡り鳥、恐らく白鳥の群れ。夏にとうもろこしが栽培されていた、この畑は、日系アメリカ人所有のファーム。とりわけベリー（ストロベリー・ラズベリー・ブラックベリー・ブルーベリー）で、地元では有名。収穫後のとうもろこし畑で羽を休める白雁のあまりの多さに、車を道路脇に停めてもらい、外に出ると、次から次へと、着陸姿勢に入る白雁の美しい姿に、感動して、気がついたら日本語連発で、その感動を船長に伝えようとしていた。




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