週末のキャンピングは、巨大な雌牛に癒される。

船長によるヨットのモーター修理が完了とはいかず、追加で部品を西海岸からオーダーすることになっため、クルージングには出れなかった週末。

さて、何するか、と、土曜日の朝になって話し出した船長と私に入った一本の電話が、名案を届けた。

牡蠣パーティー。（船長と私にとっては、二週連続だが（笑）　主催者は異なる。）

電話の主は、船長の仕事上のボスであり、長年の友人。郊外にある友人のお宅へは、もちろん、キャンパーバンで。寝る場所確保で、お酒が飲める！これ重要。

まずは、南下し、養殖場で６０個の牡蠣を、約５０ドルで調達。「これを３人で食べるんだよ。」、と、船長が私にウィンク！ひとりあたり２０個！？もう、この時点で、私の週末の幸福度レベルは、最高！

そして、向かった船長の友人宅は、カナダとの国境に程近い場所にあり、あたりは、牧畜や農業がさかんな地域。車窓から見た限り、今、旬なのはブルーベリー畑らしく、とうもろこしが次っぽい。

そうこうしているうちに着いた友人宅の庭にキャンパーバンをとめると、友人の敷地と接する広い放牧地には牛の群れ。隣家には馬と鶏。

漂う空気には、馬糞や牛糞のアロマがええ感じに混ざり、あぁ、ざ・田舎！深呼吸して満喫する。

人懐こいこの巨大な雌牛に、友人宅でたわわに実っているりんごをあげると、額に触らせてくれるウェルカム付き。 お子様は、シャイなようで。




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