Jul 31, 2014

ボスからの挑戦状。


夏と言えば、花火?いやいや、ここアメリカでは、フェアーだ。

フェアー、一度しか連れて行ってもらったことがないが、移動遊園地に動物(家畜)の展示、コンサートに屋台、とりあえず、全ての年齢層が楽しめる、アメリカの夏の風物詩的なものと理解している。

このフェアーに出かけることはなくとも、毎年、関わっている人物、実は、それは、私。

How?

答えは、編み物作品を出品するからである。フェアーとは、日本語訳すれば、品評会。そう、ハンドクラフト関係のコンテストも行われるのである。とりわけ、羊やアルパカなどの家畜の毛が使われるハンドクラフト、編み物は、フェアーでも多くの出品があるに違いない。あくまで推測。

昨日、オフィスに出勤した際、ボス(私に編み物を教え、私の人生を変えた人物)に、今年もフェアーに出品するのかを聞かれた。過去数年、船長用に編んだ男性用セーターを出品していたものの、今年は間に合わず、手元に未使用であるのは、女性用のセーター1枚と、子供用のセーター1枚の2点のみ。

「まだ、決めてない。」と、答えた私に、「出品するようあなたの背中を押すわ。」というボス。

どうやら、ボスも、自分用に編んだ女性用セーターを出品するらしく、写真左の私の編んだアランセーター(茶色)に挑戦状を突きつけてきたのである。

フェアーに出せば、白黒がはっきりする。ボスの作品が勝利するかもしれないし、はたまた私の作品が勝利するかもしれない。ブルーリボン(1位)か、レッドリボン(2位)か。ボスと戦うのは、正直、気が引ける。気が引けるのは、自分が勝ちたいから。

出品自体しなければ、解決する問題な気もする。でも、エントリーしないで逃げるのは、どう?自分の作品に自信はあるだけに、難しい決断を迫られている。




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