アメリカに移住して約10年、日々、船長の作る愛情たっぷりの料理ですくすく年を重ねている私は、世界遺産となった日本食というもの自体を求めない身体になった。白米こそ、家でたまに炊くとはいえ、お味噌汁を頂いたのは、恐らく数ヶ月前。お漬物に関して言えば、最後に食べたのは何年前か分からないほど遠い昔のことだったりする。
日本食は、間違いなく私のソウルフードであるけれども、船長の作る洋食(フランス料理・イタリア料理、BBQ 等々)があまりに美味しいために、そして、何より私主体で料理するのを避けるために(笑)、洋食への愛は深まる一方だった。
そんな私に、手巻き寿司願望がふつふつと沸いてきたのは、初春のこと。刺身グレードの冷凍マグロは、値こそ張るものの、手には入る。鮭に関しては、目の前の海で、私、自らが釣り上げることすら可能。さばくのは船長だけれど。
ただひとつ見かけないもの、それが大葉(紫蘇)だった。
種自体よりも高い送料を払って、手に入れた大葉(紫蘇)を、今、育てている。大葉らしい深い緑色ではないにしても、葉のサイズに関しては、見事なもの。
お米よりも、じゃがいもの方がたくさん食べられる船長が、手巻き寿司に付き合わされるのも、そう遠くはない!?
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