緊張の夏

夏といえば、虫刺されの季節である。そして、今日のタイトルは、有名なコマーシャル「金鳥の夏」にかけてみた。ひょっとしたら、関西だけに流れていたコマーシャルかもしれない。

私は、アメリカの虫（蚊・ダニ・蜘蛛）と、非常に相性が悪い。刺されると、広範囲に渡って膨れあがり、痒さは二週間以上続くうえ、刺された跡は、延々と黒ずんで残る。

そして、今まさに、史上２番目となる、２０箇所ほどの虫刺されに全身を蝕まれている。痒さで眠ることすらできない。そして、その原因は、山の中に行ったわけでもなく、ご近所さんの庭で立ち話をちょっとしていただけなのだ。こうして、文字を書いている最中も、痒さに意識が朦朧とするくらいだ。

ヨットを購入する際、ロブさんが自信を持って私に言ったことがある。

「海の上には、蚊がいないので、安全！見たことないよ♪」

それは、極楽じゃ！！と思ったのもつかの間、碇をおろせば、どこからともなくやってきては、私の甘～い血に吸い付く蚊達。

ロブさんの説は、所詮真実ではなかったのだ。

あぁ、緊張の夏。





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