母の日の日曜日、ロブさんと私は、二人でセーリングを楽しんだ。彼の母はすでに亡くなっているので、彼も私も、どことなく華やかな世間とは対照的に、静かに過ごすことになる。それでも、私が実家に電話をかけたときには、ロブさんに、私の母のために一言だけお願いした。一度も会ったことはなくても、義理の息子であることは事実なのだから。
Lady Washington は、「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」の映画の撮影に使われた帆船だ。毎年、この時期になると、Bellingham に航海してくる。いくらかの募金で中の見学もできれば、希望者は、もちろん有料だが、Bellingham 湾クルーズが楽しめる。大砲のパフォーマンスもある。
もっと近くへ、という私の希望で、ロブさんと私は、Lady Washington を目指して、ヨットを進めた。いくつもの帆に心を奪われる。遠い昔、こういう船が大海を航海していたのだと想像するだけで、わくわくする。
お金を出して乗っている方々には悪いが、この帆船は、船上より、少し離れたところから、こうやって見る方が断然美しいと思う。
同じ海にいられることが夢のようだった。
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