Sep 23, 2014
9回目の結婚記念日、そして続く船長と私の航海。
今日は、船長と私にとって特別な日。9年前の今日、唯一船長両親同伴のもと裁判所で質素に結婚した。日本の私の両親はいまだに、船長に会ったことがない。これからも、会わせる機会はないだろう。生活費を蝕んだ娘の実家暮らしにピリオドを打った、私の両親にとって、予期せぬ私の国際結婚は、その程度の実感かもしれない。
船長と私は、太平洋に阻まれた、短期の超遠距離恋愛のすえ、アメリカにて同棲3ヶ月間を試したのち、結婚した。そんな展開を選択しなければいけなかった理由は、私にそれ以上アメリカに住み続ける資格がなかったため。弁護士に相談した結果、結婚というステータスを選ぶことになった。
結婚して数年の間、「喧嘩」の耐えない夫婦だった。互いに乗り越えないといけないことが多すぎて、何度も挫折し、泣いた。私にはパニック障害も発症し、自分の呼吸すらコントロールできない日々だった。
振り返ると、船長も私も、互いのために、変化に変化を重ね、今に至っている。私を少しずつ、でも確実に変えていったのは、間違いなく、船長の愛。それが私の核を徐々に強くし、愛される喜び、愛する喜びに私達の日常が満ち溢れていることに気づいていった。
航海には嵐もあり、平穏もあるもの。10年目の航海は船長と何を見、何を経験し、何を感じるのだろう。
とある島のハーバーで、続く航海に向けて水とガソリンの補充を受ける私達のヨット。今日という日は、10年目という航海に向けて補充する日なのだ。
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