Matia Island, Washington

ボートを所有する、もしくは、ボートを借りなければ、たどりつけない美しい島々がワシントン州には本当にたくさんあるのをご存知でしたか？そういう意味で、私は、本当に幸運だとつくづく感じます。

ヨットのオーナーになって４年。セーリングのことなど何も知らず、海のことなど何も知らない大阪の山育ちの私が、船長の厳しい特訓によって、いまでは、ファーストメイトの役割を果たせるまでに成長。

私のスキルや経験が増すにつれ、船長の責任や緊張も緩和。結果、より頻繁にそういった島々を訪れることができるようになり、とりわけ今年は、様々なモーターのトラブルに見舞われたものの、ほぼ毎週末、”柔らかい” 海の上で過ごしていたような気がします。柔らかいという表現はおかしく感じられるかもしれませんが、海で過ごせば過ごすほど、陸の固さに驚くものなんです。

船長も私も、セーリングが大好きなので、週末の過ごし方を話し合う必要がありません。ただ、食料と氷とビールをヨットに積み込んで、ホームポートを風とともに去るだけ。毎週末がアドベンチャー。

私の撮る写真は、そんなアドベンチャーの記録にしかすぎないけれど、ある意味限られた人の目にしか映らないアメリカ北西部の美しい風景を、多くの方におすそ分けできれば、幸いです。


写真、左側は、船長と私のYankee 30！





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