Eagle Harbor, Cypress Island

今回２泊した、Eagle Harbor, Cypress Island。船長と私の住んでいるBellingham から、目的地としてはもってこいの距離にあり、島の大半の自然が完全に守られているうえ、そんな美しい島を体験するためのトレイルがいくつもあるという、素敵な島。

私の提案で、今まで歩いたことのないトレイルを歩いてみることにした船長と私。復路同じトレイルをたどるのがためらわれる程、長時間歩いたため、 近道を模索。海岸沿いに斜面を歩くことにしたのが、災いし、生命の危機！？に瀕する船長と私。その時点で、日照時間は、残り４時間。なんとしても、日のあるうちに、Eagle Harbor に戻ることのできる何らかのトレイルを見つけなければならない。そうでなければ、日没後、山の中で一泊という結末に。そんな備えはないため、船長、ジワジワとあせる。そして、私に言う。「無駄にする時間はない。動き続けなさいっ！」

急な斜面を両手両足使って、獣のように這い、怪我をしたら最後と、気を張って道なき山中を歩き続け、２時間後、目にした、芝生と民家。救われた気がして、敷地内に入り込むも、不審者として、銃撃される危険性があるため、人気のあるその民家に近づけない、悲しきアメリカの現状。

なんとか、その民家の主に撃たれることなく、その場を去り、幸運にもトレイルを発見。私、涙。

もう二度と、近道は選ばない、と誓った船長と私でした。





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