木曜日の晩、会社に持っていく金曜日のお弁当用に親子丼を作った。解凍した鶏肉を使い切りたかったので、ロブさんのランチにもなるよう、勝手に十分作った。出汁をとって、鶏肉と玉ねぎ、青ねぎを煮込んだあと、ロブさん用は、そこで容器に取り分け、自分用に、卵を割りほぐしいれ、完全に調理した。ロブさんがしなきゃいけないことは、要は、スープを加熱して、卵を割りほぐせばよいだけに、私なりに気を利かせた。
正直、この程度のことすら今まで一度もしたことがなかったかもしれない。ロブさんは、翌日、ちゃんとお米を一合自分で炊いて、親子丼にして食べてくれ、メールで「美味しい!」と、レポートしてくれた。
その日、仕事から家に帰ると、お花があった。添えられたタグには、
「愛してる」を言うための、ほんの短いノート
と、彼のクラシックなパソコン、タイプライターで打たれてあった。なんだか、こんなことで感動されてしまっては、本当に申し訳ないのだが、彼の大きな大きな優しさと、深い愛情に包まれた瞬間だった。(照) 自分への覚書。
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