Aug 31, 2011

Fog, what we get in summer

「陸の生活はつまらない。」、ロブさんと私の最近の口癖。週に4日、仕事があるので、陸上での生活を余儀なくされるが、違和感がある。自然のリズム(潮の満ち干き、日の出・日の入り、早朝の霧)に欠いた生活は、なんとも不自然だ。

Aug 29, 2011

Something makes you see your past...


このボート、ロブさんが幼少時代、ご両親が所有していたものと同じだそうだ。ロブさんは、このボートを見つめながら、彼の過去を覗いていた。いつになく感情的になっているのが、よく分かった。すでに亡くなったお母様の姿や、家族で過ごした海での時間が見えているのだろう、と推測した。言葉をかけるのが躊躇われた。彼が過去に入り込むのは、本当にめったにないことだ。常に、「今」を生きている人だから。

「私も、同じ感覚に襲われるとしたら、三菱自動車のデリカかな(笑)」と、彼の心が私とある時に口にした。家族旅行の光景が、そのワゴン車によって蘇ってくるんだ。

Aug 28, 2011

Eagle Harbor, Cypress Island


いつも通り、金・土・日は、島へ。お手軽な Cypress Island になったのは、金曜日の風のせい。風が弱ければ、近場にとどまるのが、ロブさんと私。モーターが大嫌い。(因みに、モーターボートも大嫌い!)

Cypress Island には、たくさんのトレイルがあるので、何度訪れても飽きることがない。

Aug 22, 2011

This is my life.


たくさんの物に囲まれるよりも、ごくごく限られた物に囲まれたライフが好き。たくさんの人と薄っぺらい関係を築くよりも、少数の人と深く関わる方が好き。ごちゃごちゃした大都会の中で、息苦しい窮屈さを感じるよりも、延々と広がる誰にも邪間されることのない空間の中で、大きく深呼吸する方が好き。それが私。それが私の生き方。

Aug 21, 2011

Sailing for 6 hours


金・土・日を過ごした、Matia Island から、今日、Bellingham に戻ってきた。今朝から風に恵まれ(特に今朝は、強風)、6時間ぶっ通しでセーリングができて、大満足なロブさんと私。モーターの使用時間は、帆をあげる前とおろした後の20分にも満たない。2年前は、怖くて怖くて石のように固まっていた強風にも、怯えることなく、波しぶきを散々浴びても、ボートの傾き加減がひどくても、ファーストメイトとして、ロブさんを平常心で支えられたことが、自分自身の成長ぶりを感じさせた。うれしいこと。

Aug 17, 2011

Sailing by Lummi Island


ここのところ、ようやく雨の降らない夏(晩は冷え込むけれど。)が居座っているので、今週も、金曜日は働かないことにして、ロブさんと島で過ごす予定。どこに向かうかは、いつも風と潮流次第。モーターを極力使用しないので、目的地を決めて、風があろうとなかろうと強行に向かうことはない。風がなければ、いつも近場で落ち着く。そんなシンプルさが、結局、毎週末、ハーバーから出港することを可能にしている。複雑なプランを立てるより、気ままに風に乗る。ロブさんから学んだことのひとつだ。

Aug 15, 2011

Tankship


8月12日は、ロブさんのお誕生日だったので、金曜日は仕事を休んで、ロブさんの望み通り、3日間を島で過ごした。

これは、帰路、見かけたタンクシップ。事故が起きて、油がこぼれれば、この美しい海も島も、ワイルドライフも、破壊されることになる。オイルに依存する現代の人間の営み、風力で進みながら見たこのシップが、私に投げかけた疑問は、大半の人には届かないものなのかもしれない。