Jan 3, 2006

Sorry bear...

新年明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本は、まだまだお正月の雰囲気でしょう。
ポストには、年賀状。
神社や寺には初詣客。
デパートには、福袋を買い求める人の山・・・
容易に想像できてしまいます。

私の初めてのアメリカでのお正月は、
ただただ静かに過ぎていきました。
今日3日から、ロブは仕事始め。
こちらは、すっかり日常に戻っています。

大晦日のディナーは、
羊肉の赤ワイン煮込み。
もちろん、ロブが作ってくれました。
しかも!特別にデザート付き。
時々夕食に招くロブの友人ハワードは
この家を「ビストロ」と呼びます。
全く、頷けます。

ディナーの後は、
親友まみちゃんが夏に送ってくれた、
手持ち花火、
風雨の中、後、家の窓から、楽しみました。
まみちゃん、ありがとね。

12時までとても起きていられないと思ったものの、
結局起きてました。
ラジオのDJのカウントダウンを聴いて、
シャンペンでCheers!
"HAPPY NEW YEAR!!!"

元旦の日は、
ウォーキングを計画していたのですが、
現地に車で向かうも、
強風と雨の為、強行できず、引き返し、
家で静かに過ごすことに。

そんな夜に、新年早々ロブと口論。
テーマは、お金。
私が正しいとは思わない。
むしろ、ロブの言うことの方が正しい。
でも、少しくらい私の気持ちも分かってよ・・・
と、意見の度重なる衝突に、最後には言葉をなくし・・・
(日本語なら、いくらでも言い返せたんだけれどね。)

言葉にできない、「ごめんなさい。」。
ベッドに入って、ロブに抱きつくのが精一杯でした。
優しく私を撫でてはくれたけれど、
言葉はかけてくれないロブ。
つらいつらい夜・・・

翌日。
私は、毛糸屋さんの棚卸を手伝いに、
朝10時から毛糸屋さんへ。
棚卸の後、ディナーとワインをご馳走になって、
ロブに車で迎えに来てもらって、
交わす言葉も少なく、
帰宅したのは、夕方6時前。
台所に漂うフレッシュな花の香り。
香りに誘われて、テーブルに近づくと、
花瓶に生けられた百合。
そして、そのそばには、
"Yuki"と書かれた白い封筒。
開けてみたら、お花を抱えた熊さんのカード。
中に書かれていた言葉は、

「ごめんなさい。」

熊さんのカードを持って、
ロブのいるリビングへ。
後ろからぎゅっと抱きつき、
ようやく私、言えました。

「ごめんなさい。」

ロブ、あなたはちっとも悪くないよ。
ありがとう、花とカード。
あなたのその優しさと温かさ、
あなたの妻でいられて、
本当に幸せです。

1 comment:

Anonymous said...

夫婦喧嘩は犬も食いませぬわ。
愛されてるね~
意見の違いは、ひとつずつゆっくりと会話することで解消していければいいね☆